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japanese.china.org.cn |16. 04. 2019

動画:専門家がズバリ!(33)春の花見、中国人の美しい生活の流行に

タグ: 早春 風雅 花見 旅行 観光客 高速鉄道 消費

 

 早春に友人と共に桜を愛でます。これは近年、春の散策の定番になっています。桜は色が淡く優雅かつ可憐で、霧や雲のように広がる堂々たる美によって、人々の心を揺さぶり喜びをもたらします。 


 花見はもはや訪日旅行でのみ楽しめる「贅沢品」ではなく、国内のさまざまな桜の名所が知られるようになっています。北京市の玉淵潭、南京市の鶏鳴寺、それから武漢大学などは好評で、観光客が殺到しています。事前に予約を入れなければ、入園して春の風景を楽しめない場所もあるほどです。


 香、茶、生花、掛絵というのは宋代の文人たちの風雅な集いに欠かせないものですが、花見は新時代の一般人の美しい生活における新しい流行になっています。各地を結ぶ高速鉄道は中国経済の版図を書き換え、一般人の余暇に彩り豊かな可能性をもたらしました。日本は桜を見る国として、桜の風景で各国から観光客を引き付けています。連休中に東京・皇居付近の千鳥ヶ淵を訪れ、夢幻のような桜吹雪を楽しむのも難しくありません。日本政府はビザ発給要件を緩和し続け、中国人客を対象に大規模な優遇制度を設けています。3年・5年のマルチビザを取得し、気ままに花見旅行を楽しむ中国人客は増えています。


 早春の桜は美しい生活の新しい流行の代表格ですが、これを支えているのは生活水準と消費力の向上、それから有給休暇制度の実施です。「お金も時間もある」ことで、中国人客は国際観光市場の人気者になっています。各国はビザや観光のさまざまな優遇措置を打ち出し、中国人客を集めようとしています。


「中国人客は消費力はあるがマナーがよくない」といったコメントをネット上でよく目にすることがありますが、ごく一部の観光客のみで、全体的に見ると中国人客の観光中のマナーは向上し続けています。日本政府観光局(JNTO)北京事務所の服部真樹所長は、中国網の独占インタビューに応じた際に、「中国人客の訪日旅行中のマナーが近年向上していることは周知の事実だ」と述べられました。中国人客の訪日旅行も、当初の単純な「爆買い」ではなく、現在のディープな旅行に変化しています。京都の嵐山で紅葉を楽しみ、北海道でスキーにチャレンジするなど、異なる文化の魅力を実感しています。


 日本は行き届いたサービスとおもてなしで有名です。百年の老舗店が伝承する職人魂も、これを体験した中国人の心を打ちます。


 消費水準がアップグレードし、対外交流が緊密になるなか、中国の一般人の美しい生活にはさらに多くの新しい流行が生まれ、より多くの、より美しい精神的な歓びを求めるようになっています。消費者の美を楽しむ趣味の向上、美しい生活への憧れは、「中国ブランド」と「中国製造」がより多元的で高品質な発展の道を歩み続けるよう促すでしょう。

 

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